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期間限定オフの小説最終話用ブログ(2008年7月より運営)
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1回この最終話についてあらすじ作った方がいいですよね。
長い上に更新もちょこっとずつですから話忘れちゃいますし!
現に私でさえ大まかな流れしか把握してませんし!(お前
…最終話と言わず、今までの流れもいつか振り返りますか。

3月が終わる…orz
本編に戻ったのいつぶりだよ!orz
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合宿から帰って来て大分間が空いてしまいましたが元気です!
いや、そんなことより2月って28日までしかないのを思い出しました。
…3月中に終わるかしら…。

5ヶ月ぶりに小説更新です待っていて下さった方いたら申し訳ない…!
しかも過去話だから話繋がっていません申し訳ない…!
更に言うと短いです申し訳な、い…orz

最近はゲームにうつつを抜かしすぎだと思います。
妹のテイルズを見ているのが楽しいです…はいすみません…orz

彼岸中にUPできればいいなと昨日思い立ちました。(…
ちょっと長いです。
が、次回は短いと思います。


※ネタバレ注意!
 1話から読みたいなって方は絶対読まないほうがいいです。
 いや、ほんとに。
 

 
 
 
 
忌まわしい赤を中和してくれる防御壁が無くなった。
世界があらわになり、赤い野原、目の前の赤い着物を纏った女の子が、奥底に埋めた過去を引っ掻いた。

 
『なんで貴方は私を見てくれないの…?』

 
いつも彼はある女性を忘れられないでいた。
あの日を境に彼女は現世から消えた。
消されそうだったから、消した。
もとい殺してしまった。
最期の一時は鮮明に思い出すことができる。
捨てられ、荒れ果てた小麦畑。
二羽のメジロ。
微かにそよいでくる潮の香り。
人の全く訪れない、それ故心の安らぐ土地。
彼は人が嫌いだったから、その場所が好きだった。

 
『視界の半分を失ったのにどうして…?』

 
夕暮れに狂う赤い貴族服を着た彼女。

 
『恋人なのに、どうしてどうしてどうして私を理解してくれないのよ――!!』

 
右目が最後に見た景色は、橙の煌きと、その後は真っ赤に潰れてシャットアウト。
神経を何本もぶち抜かれたような激痛。
死ぬかもしれないそんな痛みと赤色は彼の中で結ばれた。
その後に彼は、生きたいという本能のままに動いた。

 
体内で何かが暴れている。
こんな風になってしまったのは彼女が『欠ケモノ』になってしまったからか。
いつから彼女は『欠ケモノ』になったのか。
能力が自分に効かないから余計狂ってしまったのか。
そもそも彼女は何を願っていたのか。
自分はどうして『監視ビト』なんかになり得ているのか。
いつの間にか受け入れている。
そんな事態が憎い。
運命が憎い。
全ての鍵である『セイサクシャ』にあいまみえたのに何もできない。
憎い。
そして、どうしようもない精神状態を抑え付けることのできない自分が、一番憎い。

 
――あいつナンカニ、オレト何処カ似タあいつナンカニ、出会ワナケレバヨカッた。
最初カラ大嫌イダト、失セロダノト突キ放シテイレバヨカッた。
 
 
お待たせしましたこんにちは。
最近から「此処(つづきを読む以前のこのページ)に書くのってある種のネタバレだよなぁ」
とか思ったので内容に触れていない私です←
感想誤字脱字矛盾投石はどんとこい、です。
因みに次回は相当短いので…もう1つの区切りとくっつけようか考え中。

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プロフィール
HN:
柊葉
性別:
女性
自己紹介:
某高校で文芸部に所属していました自称駄文クリエイター。今さっき命名(←)。オリキャラ好きーです。高校在学中に執筆していた「仮死にとらわれ」という作品の最終話をワケあって連載します、ネットサーフィンで辿り着いた方で1話から読みたいって方がいれば声かけて下さいませ。時々詩や日記や作品解説も。

※個人誌「仮死にとらわれ」は2008年度の作品です、年度の表記を怠ったのを今更ながら後悔;
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