期間限定オフの小説最終話用ブログ(2008年7月より運営)
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どこか遠い星の話、人の姿を真似た宇宙人の話。
彼らは人間の柔らかい肌と変わらない、本当の人間のようなロボットを作り、
その中に自分の思考プログラムを搭載し、そのロボットこそが自分であるように生活を始める。
そのロボットはロボットであるがために死せることもないし腐ることもない。
元の体は、ロボットとその肉体と思考の移し変えが可能か、細く弱弱しい銀色の肢体に
まだ未来への発展に活かせる余地があるのかなど、研究のため、<シセツ>に冷凍保存してある。
しかし長い間研究されつくし、ほとんどの宇宙人がアンドロイド化したあとには、
多くの宇宙人の元の体は<シセツ>の上層部が宇宙のどこかへと棄ててしまっている
――という噂がある。
正直アンドロイドの体で生活する方が元の体の数倍も能力値が高く生活しやすいので、
(といっても生後数ヶ月で肉体→アンドロイド化がなされているので、生活しやすいというのは
初期にこの人体実験を行ったものの感想でしかないけれど)
多くのアンドロイド――リーヴ達は特に気にしてはいなかった。
気にすることができなかった、ともいえる。
リーヴ達は戦争も国家転覆も謀ろうとしない、平和主義を重んじる生き物だった。
というのは表面的なものであり、平和主義の思想しか許されない生き物だった、というのが正しい。
なぜなら、反社会思想なんて抱いてしまえば、死んでしまうからである。
肉体の死は無い。けれど、人格は、心は消滅してしまうのだ。
生き物が長く反映するためには、遠い地球に生きる人間のようにならないためには、
平和でなければならない。
そう考えた初代リーヴ達は、アンドロイド化する際に特別なプログラムを構築した。
安寧を崩そうとする思想が生まれたとき、そのプログラムは新しい人格を作り出し、
強力な電気信号によって、その危険な思想を持った旧人格をデリートする。
体は絶えることはないけれど、中身は絶え、生まれ変わる。
旧人格はすぐに消えることはない。
強力な電気信号を持ってしても一瞬のうちにデリートすることは容易ではないのだ。
けれど、徐々に、記憶喪失を繰り返し、自分の人格が消え行くことを知り、だからといって抗うこともできずに消滅する。
因みに新人格は旧人格をモデルにして生み出される。
反社会思想を持たない旧人格、といったところだろうか。
それでも100%コピーした人格というわけではなく、極めて稀だが全く違う性格の者、異性の人格で生まれ来る場合もある。
その場合は<シセツ>に行き体をその人格に合わせてもらうのだ。
こうすることで、初代リーヴ達は「理想の世界」を作ったのだ。
非常に作為的な、「理想の世界」を。
その世界で、今、ある少年の人格が消滅しかける。
人格の消滅なんて珍しいことではなく、生まれる人格も元の人格と大差ないので気にしないリーヴばかり。
そんな中で、その少年の人格の消滅を気にする少女が一人。
そして、その少女は「リーヴ」ではなく――遠い地球の、「人間」だった。
*
…っていう話を思いつき卒業制作に書こうかと思ったんですが、
なんか私にとって小難しい&どっかでありそうな話&12月最初の週までに書き上げられる気がしない
ので、困ってます。でも書いてみたい。ううむ。
話の筋としては、人格消えかかってる少年Aが少女Bを地球に返すお話にしたいなあと。(ぇ
一つ下の妹にも言われましたがなんでそうなったって話ですねははっ!
リーヴは仮の種族名です。でもリーヴにするか、なぁ。
勿論冒頭はこんなのではなくもっと分かりやすく書きますよ、書けたらの話ですが。
説明するの苦手なものでしてね…知ったかぶりで使ってる語句もあるからたちが悪いですははっorz
ちょっと自分の頭の中を整理するためにこうして書かせて頂きました。
因みに主人公の名前は決まっていないのですが少女ばっかり台詞やら名前が決まる始末です。
お人形さんに着手しないと…!
彼らは人間の柔らかい肌と変わらない、本当の人間のようなロボットを作り、
その中に自分の思考プログラムを搭載し、そのロボットこそが自分であるように生活を始める。
そのロボットはロボットであるがために死せることもないし腐ることもない。
元の体は、ロボットとその肉体と思考の移し変えが可能か、細く弱弱しい銀色の肢体に
まだ未来への発展に活かせる余地があるのかなど、研究のため、<シセツ>に冷凍保存してある。
しかし長い間研究されつくし、ほとんどの宇宙人がアンドロイド化したあとには、
多くの宇宙人の元の体は<シセツ>の上層部が宇宙のどこかへと棄ててしまっている
――という噂がある。
正直アンドロイドの体で生活する方が元の体の数倍も能力値が高く生活しやすいので、
(といっても生後数ヶ月で肉体→アンドロイド化がなされているので、生活しやすいというのは
初期にこの人体実験を行ったものの感想でしかないけれど)
多くのアンドロイド――リーヴ達は特に気にしてはいなかった。
気にすることができなかった、ともいえる。
リーヴ達は戦争も国家転覆も謀ろうとしない、平和主義を重んじる生き物だった。
というのは表面的なものであり、平和主義の思想しか許されない生き物だった、というのが正しい。
なぜなら、反社会思想なんて抱いてしまえば、死んでしまうからである。
肉体の死は無い。けれど、人格は、心は消滅してしまうのだ。
生き物が長く反映するためには、遠い地球に生きる人間のようにならないためには、
平和でなければならない。
そう考えた初代リーヴ達は、アンドロイド化する際に特別なプログラムを構築した。
安寧を崩そうとする思想が生まれたとき、そのプログラムは新しい人格を作り出し、
強力な電気信号によって、その危険な思想を持った旧人格をデリートする。
体は絶えることはないけれど、中身は絶え、生まれ変わる。
旧人格はすぐに消えることはない。
強力な電気信号を持ってしても一瞬のうちにデリートすることは容易ではないのだ。
けれど、徐々に、記憶喪失を繰り返し、自分の人格が消え行くことを知り、だからといって抗うこともできずに消滅する。
因みに新人格は旧人格をモデルにして生み出される。
反社会思想を持たない旧人格、といったところだろうか。
それでも100%コピーした人格というわけではなく、極めて稀だが全く違う性格の者、異性の人格で生まれ来る場合もある。
その場合は<シセツ>に行き体をその人格に合わせてもらうのだ。
こうすることで、初代リーヴ達は「理想の世界」を作ったのだ。
非常に作為的な、「理想の世界」を。
その世界で、今、ある少年の人格が消滅しかける。
人格の消滅なんて珍しいことではなく、生まれる人格も元の人格と大差ないので気にしないリーヴばかり。
そんな中で、その少年の人格の消滅を気にする少女が一人。
そして、その少女は「リーヴ」ではなく――遠い地球の、「人間」だった。
*
…っていう話を思いつき卒業制作に書こうかと思ったんですが、
なんか私にとって小難しい&どっかでありそうな話&12月最初の週までに書き上げられる気がしない
ので、困ってます。でも書いてみたい。ううむ。
話の筋としては、人格消えかかってる少年Aが少女Bを地球に返すお話にしたいなあと。(ぇ
一つ下の妹にも言われましたがなんでそうなったって話ですねははっ!
リーヴは仮の種族名です。でもリーヴにするか、なぁ。
勿論冒頭はこんなのではなくもっと分かりやすく書きますよ、書けたらの話ですが。
説明するの苦手なものでしてね…知ったかぶりで使ってる語句もあるからたちが悪いですははっorz
ちょっと自分の頭の中を整理するためにこうして書かせて頂きました。
因みに主人公の名前は決まっていないのですが少女ばっかり台詞やら名前が決まる始末です。
お人形さんに着手しないと…!
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柊葉
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自己紹介:
某高校で文芸部に所属していました自称駄文クリエイター。今さっき命名(←)。オリキャラ好きーです。高校在学中に執筆していた「仮死にとらわれ」という作品の最終話をワケあって連載します、ネットサーフィンで辿り着いた方で1話から読みたいって方がいれば声かけて下さいませ。時々詩や日記や作品解説も。
※個人誌「仮死にとらわれ」は2008年度の作品です、年度の表記を怠ったのを今更ながら後悔;
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