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期間限定オフの小説最終話用ブログ(2008年7月より運営)
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まずは土下座です…orz
お気づきでしょうか、いや、気付かなくてもいいのですが。
10月は1回も小説更新できませんでした。
…、11月、2回更新できるかしら。
でも模擬授業とか課題とかでプチ地獄なんだよなぁ…。

お詫びついでに、白鼠さんのところから掻っ攫ったお題でもやろうと思います。
文章の回は通常と同じくプロットなんて練らないつもりです。
だって面倒k(ry 即興で作ってみるのもたまにはいいですよね!
矛盾起きなきゃいいですがね!

その前に最近のこと。
昨日、今日と学園祭だったりしました。
準備は漫研>茶道部だったんですが二日間は茶道部>>>超えられない壁>>>漫研でした。
茶道部の仕事の関係上1日目はスーツ、二日目は着物で過ごしましたよ!
楽しかったというよりは充実致しました。
でも…白いたいやきとか揚げアイスとか食べたかったなぁ…(´・ω・`)
プチオフ会も1日目に執り行なったりしました。
二日目は漫研の打ち上げに行きたかったのですがメールが来るのが遅くて、来た時には帰宅途中でした。
一部の方には行きたいという趣旨を伝えていたので、口先だけの人間に思われてたりするかしら…。
はうあああああ…。 うん、なんでもない。


それでは追記から。

 



~下のお題で1日1つずつ1週間、小説やイラストを書いてみましょう!~

世界 
キス
眼鏡
女の子
白薔薇
黒猫

ショートケーキ
林檎
初恋

実はですね。
学園祭の振り替え休日+後期始まってからの祝日出勤振り替え休日が11月の最初に
どっと集められたので…1~8日まで休みなんですよ。
どうだこの秋休み! すみません調子乗りました。
では早速。


お題⇒キス



2時間ぐらい歩いたんじゃないだろうか。
そう思って左手の腕時計を見やると、1時間と少ししか経っていないことに気付かされる。
まだそんなもんだったか。
それでも、それくらい歩けばファミレスでもカフェでも民家でも、とにかく建物に巡り合ってもいいとオレは思う。
なのにオレの目に映るのはススキ、ススキ、とにかくススキ。
ススキの海に囲まれたような、そんな道をオレ達は歩いている。
同じような景色が続くから時間の感覚もおかしくなるのか。
それとも、時間の経過が遅く感じるのはオレの運動不足が原因か…。
某大学付属の高校、それも特待生として合格したいと考えているオレは夏休みのほとんどを机に向かっていた気がする。
夏休みからそんな体制だったわけじゃない。
姉ちゃんが一人暮らしを始めてから勉強をする時間がどっと増えた。
全ては……入学金授業料免除を目指して、祖父母に迷惑をかけないためだ。
姉ちゃんが勝手に消えた理由は分からない。
ばぁちゃんに姉ちゃんの暮らしてるアパートを聞いて行ってみたこともあるけど会えたためしがない。
不満は勿論つもっていく。姉ちゃんが嫌いなわけじゃないけれど。
でも、会いたい。言いたいことがある。
だからオレは――

「ススキの風に吹かれる音は実にいいと思わないか、ミス・ハッカ?
 まるでわたし達二人の旅路が優しく祝福されているような気分になる」

「グリンもキウも、後ろの方にメガネもいるのが見えないのか…?」

「今のわたしの目にはきみしか映っていないよ?」

にこやかに微笑むビロウに、ハッカの傘を持つ手が上がりかけた。
その反応に、ハッカの肩に止まっているグリンがピーピー牽制するように(多分)鳴き始める。

――オレは、姉ちゃんに会うために、おかしな陰謀に首をつっこんだ。

時間の経過が遅いのはそうか。
ビロウが積極的に話しかけて、ハッカが無視をするか手を上げそうになる、のリピートばっかり観察している
せいもあるのかもしれない。
正直あのやりとりは飽きた。ビロウの口に誰かチャックをした方がいいんじゃないか。
あの教会にいた、確かハノウさんって人がいたら…いや、駄目か。
ビロウの方が上手(うわて)という感じだったし。なんとなく。

ああ、疲れた。でもオレは音を上げられない。
ハッカはどうして歩くスピードが落ちないんだ…?
女の前で音を上げるとか、なんだかそれはしたくない。
オレが行動する切欠になった人。
それから。不意に左頬をひっかいてみた。
いきなり、唐突に、彼女の唇が触れたときは何が起こったのかよく分からなかったけれど。
ハッカと正面向いて話す時は、アレ以来変に緊張する。
恋とか愛とか女子が好きそうな展開では断じてない!
そんなものに流されてるような状況でもないし場合でもない。
さっさと姉ちゃんに会って学校無断欠席を終了しなくちゃならない。
それから、オレの好きなタイプはハッカと真逆だ。
同年代か年下で、同じ国籍で、優しい人がいい。

ただ。
彼女の唇は柔らかくって、羽みたいだった。





セリハ一人称な話。
時間軸は3人+2匹でカシとナズナというか『セイサクシャ』のいる町に向かっている途中ですね。
ススキは「仮死」自体秋のお話ですからね。
この話、お題がキスじゃなくて眼鏡(…)or女の子or初恋(待て)でもいけますね!
セっちゃんはモチロン草食系男子。
ビロウは…肉食系に入るんですかね…。←






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HN:
柊葉
性別:
女性
自己紹介:
某高校で文芸部に所属していました自称駄文クリエイター。今さっき命名(←)。オリキャラ好きーです。高校在学中に執筆していた「仮死にとらわれ」という作品の最終話をワケあって連載します、ネットサーフィンで辿り着いた方で1話から読みたいって方がいれば声かけて下さいませ。時々詩や日記や作品解説も。

※個人誌「仮死にとらわれ」は2008年度の作品です、年度の表記を怠ったのを今更ながら後悔;
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